「オスグット病の発症と筋バランス・スポーツ動作の関係」前蹴り・ジャンプ動作


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オスグット病の整形外科的な説明については、いろいろな情報がインターネット上に散在しているので、当サイトでは、このような観点からは論じないことにしたいと思います。

ということで、オスグットの発症要因の一つにハムストリングスの硬さが関連しているケースをご紹介します。

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立位体前屈の硬さとオスグットの関係

オスグット病は成長期に骨の発達に対して筋肉の長さが追い付かなくなり脛骨の膝蓋靭帯の付着部に疼痛が発症すると言われていますが、ならない人もいるということは、この情報が正しいかどうかは疑わしいものです。

 

骨の発達云々よりも、膝に負担のかかる悪いジャンプ動作や慢性的な身体の硬さが原因のほとんどではないかと考えられます。ジャンプ動作は、当サイトのスクワットの記事を参考にしていただくと、股関節を適切に使った動作が確認できますので、そちらをご参考にしてください。

 

今回はジャンプ動作ではなく、格闘技の前蹴りなどのスポーツ動作とオスグットの関係について、説明していきたいと思います。動画も撮りましたのでこちらもご参考にしてください。

前蹴りときに脚を持ち上げて、さらに膝を伸ばす主動筋は、どちらも大腿直筋になります。脚を前に持ち上げる動作の高さやスムーズさは、ハムストリングスの硬さによって影響を受けます。

 

スポーツ時には瞬間的な動きになるので、一見ハムストリングスの硬さの割には、脚が問題なく挙がっているように見えますが、軸足の股関節の偏った柔軟性で、ハムストリングスの硬さが補われているケースが多くあるのです。

大腿部の筋肉バランス

このような代償動作により脚はとりあえず挙がるのですが、問題はさらに膝を伸ばすときに発生します。

 

ハムストリングスの柔軟性の限界まで、脚を前に挙げた状態からさらに膝を伸ばす動作を行うということは、ハムストリングスの張力がそのまま、大腿直筋の負荷となることになります。

 

しかも、蹴り動作は瞬間的に強い力を筋肉に発揮させることになるので、大腿直筋の収縮力がオスグット病の特長である脛骨粗面(膝の下のところ)に牽引力として継続的にかかることになります。

 

筋肉の硬さはこのようなメカニズムでスポーツ障害の原因となることもあるのです。

 

オスグットの対処法

対処法としては、ハムストリングスのストレッチを継続して、適切な柔軟性を確保することと、緊張状態にある大腿直筋もストレッチなどで、緩めることと、スポーツ後、炎症が起こっているようでしたら、アイシングを10~15分間ほど気持ちが良いとかんじる長さで行うことが必要です。

 

多くのケースで、スポーツの練習を継続しながら治す方法を模索するものですが、痛みを我慢してスポーツの練習を続けることは、症状を長引かせるだけで、逆に将来的にスポーつパフォーマンスを低下させることになりますので、しっかり休養をとり、治療に専念するほうが良いでしょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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