膝痛施術の詳細

当院の施術概要

全身の状態をみて、氣・血・津液の滞りを解消することで自己治癒力を高める東洋医学的な考え方で施術を行います。

膝に痛みが生じるほとんどの場合、足首や股関節の動きが悪くなっていますので、筋膜はがしにより本来の可動性の回復を図ります。

全体を整えるという観点から、西洋医学的には膝痛に関係ないと思われる、腕など上半身の滞りも整えることを行います。

また、頭部が前方に突き出た猫背姿勢は、後頭部の筋肉の硬さやお腹の硬さが原因となっていますが、実は骨盤や膝関節の歪みにも影響を及ぼします。

これらの硬くなっている部位を解消するように施術を行うことで、不良姿勢を正常に近づけることを行います。

運動療法は、主に動作改善を目的としたものです。膝痛をお持ちの方の多くが膝に負担のかかる日常動作を行っています。

この状態を改善するために、使えていない筋肉や関節を使えるように身体の安全な使い方をご指導いたします。

施術を利用するメリット

筋膜はがしは、筋膜の歪みや癒着による関節のズレや血液・リンパ液などの滞りを解消する施術です。

最大のメリットは、即効性があることです。数分の施術で変化を実感することができます。また、やり方をお伝えしますので、ご自身でもできるようになります。

当整体院の施術により、多くの方がその場で姿勢が良くなります。

その変化は、背筋が伸びて身体の中心軸がはっきりするような感じで、見た目はスラっと余分な力みなく立てている美しい立ち姿勢に、その方の状態により程度差はありますが、変化します。

後頭部の筋肉が柔らかくなることで脳血流が良くなり、身体の自然治癒力が正しく働くようになり、全身の不調が治りやすくなります。

運動療法により、膝に負担のかからない動作を身につけることで、その場で、階段が痛みなく登れるようになったり、膝に対する負担が減りますので、これから先も、痛みが出にくい状態を維持することができるようになります。

施術の詳細

筋膜はがし

特に初期の膝周囲の痛みは、皮膚や筋膜の癒着によります。

筋膜とは、筋肉を包んでいる膜で、隣接したり、重なり合っている筋膜同士に、異常な癒着が生じることがあります。

皮膚は、筋肉や骨格を包む深筋膜の上にある組織で、表面から、表皮・真皮・皮下組織(脂肪の層)・浅筋膜となっています。

この皮膚を裏打ちしている浅筋膜と深筋膜の間は、特に関節周囲などでは適度な滑走性が保持されています。

この滑走性の欠如により、筋肉の正常な収縮運動が阻害されたり、膜組織間が狭くなり血液やリンパ液の循環が阻害され、痛みの原因となっています。

これらの筋膜と皮膚の癒着部位を、「筋膜はがし」を施術することで正常な状態に導きます。

筋膜はがしは、マッサージとは異なる手技で、爪を使い、骨の際や各筋膜の隙間の癒着を削るように剥がし、各組織間の循環を改善します。

癒着による滞りが多ければ、部位によっては痛みを感じることがありますが、何度か繰り返し施術することで、イタ気持ちいいぐらいの感覚になり、そのころには、筋膜の癒着が改善されている状態となります。

筋膜剥がしによる効果は即時性があり、ほとんどの場合、その場で効果が実感できます。

また、マッサージのように、一時的に筋肉を緩めるだけではなく、筋肉が強張る原因である骨と筋膜間、各筋膜同士の異常な癒着を物理的に剥がしますので、持続性があり、すぐに戻ることはありません。

つまり、整体施術を受ける度に、階段を一段一段、昇るように身体の調子が、改善されていきます。

お腹の整体

膝痛の根本的な解決には、全身の滞りを解消して、より治りやすく再発しにくい状態に導く必要があります。

お腹の硬さは、姿勢の崩れの原因や、自律神経の不調に関係します。

お腹もやはり腹筋の筋膜や内臓を包む膜の多層構造になっていますので、癒着などにより滑走性の欠如や、膜組織間が狭くなるために、血液やリンパ液の循環が悪くなることがあります。

みぞおちの高さあたりのお腹は、肋骨の際を押すと指が軽く沈むぐらいの柔軟性が好ましいのですが、この部位はちょうど左が胃、右が肝臓に関りが深くストレスで硬くなりやすい部位になります。

ストレスは、精神的なものを想像すると思いますが、食べ過ぎなども胃や腸のストレスになります。

また、咀嚼不足も胃に負担をかけることになります。

肝臓へのストレスは、アルコール・薬・糖質過多などになりますので、食生活の見直しも施術と合わせて行うことでより根本的な膝痛の解決につながります。

お腹を柔らかくする施術部位は、全身に点在しています。

例えば、すねの内側が胴体とつながりがありますので、すねの内側の筋膜の癒着をはがすことで、膝の内側痛の改善だけでなく、お腹も柔らかくすることができます。

さらに、膝を曲げて、胸に抱えるような動作がしにくい場合、胸の筋肉が硬く肋骨や胸骨に癒着していることが原因となっています。

頭の整体

頭蓋骨は23個の骨で構成されていて、それぞれが縫合という関節のようなつなぎ目により連結されています。

縫合は、微かに可動性があり、身体の状態により歪みます。

頭蓋骨の歪みは、骨盤に関りが深くあり、骨盤を調整してもすぐに元に戻る場合、大本の原因が頭にあることが多いです。

頭蓋骨の歪みの調整は、まず、後頭部の際の上部頸椎部の筋肉のハリを解消することから行います。首のハリにより血液循環が悪くなっていることが、歪みの原因の一つだからです。

その施術方法は、とても優しい方法で多くの方が施術中に寝てしまうほどです。

その後に、いくつかある縫合部分を、軽く擦るような刺激で癒着を剥がして、頭蓋骨が正常な位置に戻れるように施術いたします。

頭蓋骨の各骨は、前頭骨-お腹、頭頂骨-背中、後頭骨-仙骨、側頭骨-腸骨、顎関節-股関節という関連性を持ちますので、頭を整体施術することで、体幹部と骨盤も整えることができます。

頭蓋骨の調整のメリットは、脳脊髄液という、血液やリンパ液と並ぶ身体の治癒に大切な体液の循環を促すことができることと、自律神経のバランスを整えることができることです。

運動療法

運動療法は、痛みの出ない範囲で導入していきます。

膝の痛みの状態によっては、正しい動作で筋肉を使うことで、痛みの軽減が得られることがあります。

当院の運動療法は、筋トレで筋肉をつけるという単純なものではありません。

膝に負担のかかる日常動作を改善するために、使っていない筋肉が動作に参加するように、身体の安全な動かし方をご指導いたします。

その方法として、リハビリの手技であるPNF(固有受容性神経筋促通手技)の考え方を応用して、全身の筋肉の連動を促すような運動療法を行います。

例えば、膝のももの前の内側の筋肉(内側広筋)がうまく使えていないようでしたら、つま先を挙げる動作に徒手抵抗をかけることで、筋肉同士の運動連鎖により、収縮を促すことができます。

膝痛の運動療法というと、整形外科などでは砂袋を足首に載せた足上げ運動で「大腿四頭筋の訓練」が指導されますが、つま先を挙げる筋肉からの運動連鎖を利用するとさらに、効率よくエクササイズが行えると考えます。

さらに、当院の考え方としては、ある程度、痛みなく、しゃがみ動作ができるようであれば、足首の運動などで、膝周囲の筋肉の活動を促した後、股関節をしっかり使った膝に負担のかからない安全なスクワット動作をすぐに導入します。

今までの私の経験上、膝に痛みが出る方の多くが、膝に負担のかかるスクワット動作をしています。

ですので、膝に負担のかかりにくい動作を繰り返し行うだけで、その場で痛みが軽減することも少なくありません。

歩行動作の改善も、とても重要です。

例えば、つま先を内側に向けたいわゆる「内股歩き」は、太ももの外側に負荷が集中して、筋肉の過剰な緊張を促し、膝痛の原因となります。

このような内股歩きの癖は、気を付けて直せる段階の方と関節が硬くなってしまって、整体が必要な段階の方とありますので、その方の状態に合わせて、施術と運動療法を組み合わせて、改善を図っていきます。

施術の料金表

膝痛整体50分 1回コース ※初回料 +2000円6500円
当院の施術に関するお問合せはこちら

整体施術までの流れ

施術メニューの流れをご紹介します。

お問合せ

ご予約はお電話かメールで承っております。

お問い合わせメールフォームに、ご予約希望の日程を第二希望までご記入しお送りください。

お電話は、整体施術中でることができないので、メールでのお申込みをおススメしております。

また、ご質問などありましたら、お気軽にご連絡ください。

駐車場は、当院のお客様専用ですので、常に一台分空いています。

ご予約当日

ご来院は、予約時間の5分ぐらい前を目安にお越しください。

服装は、関節の動きを妨げない柔らかい素材のものであれば、お着替えなしでも大丈夫です。

お着替えは、ジャージのズボンを用意してありますが、お持ちになっていただいても構いません。

カウンセリング・写真撮影

簡単なカウンセリングを行い、お体の状態を確認します。

その後、現在の立ち姿勢を撮影し、施術前後の変化を目で見て分かるようにします。

姿勢の写真をいっしょに見ながら、問題点を指摘させていただき、改善の目標をご提案したします。

検査・施術・効果判定

当院では、検査・施術・効果判定を繰り返して、症状の改善を図るスタイルで行っています。

例えば、膝を抱える動作で、膝の痛みの場所や曲がり角度を検査し、関連ポイントに施術、その後、動作が変わったかどうかを効果判定します。

このやり方で、行うことでクライアント様に、膝の痛みが少しずつ変化していくことを、実感していただけています。

当院の施術を利用された事例

正座できるまでになりました。

横須賀市 匿名様 48歳 

右ヒザが痛く、しゃがめなくなってしまってこちらにお世話になりました。

ヒザの痛みはヒザだけではない、体はつながっていると感じていましたのでホームページを見て来てみました。

こちらの施術をうけて、正座できるまでになりました。

自宅でできる3つのエクササイズも教えていただいたので、帰ってからも維持できるようにやってみます。

ありがとうございました。

立ち上がるとヒザがかたまり「イテテッ!」とすぐに歩けなかったのに…。

横須賀市在住 中西由美子さま 50才 

こめかみから、中にビームが走ったような感覚でした。

いつもは、しばらく座ったあとに立ち上がるとヒザがかたまり「イテテッ!」とすぐに歩けなかったのに、スッと動けました。

何だ??

今まで知ってたスクワットも、まちがっていたのね。

気づいた時、スクワットを続けていかなければ!!と思います!

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横須賀ひざ痛ケアスタジオ院長のコメント

こめかみから…というのは、頭の操法のご感想です。人それぞれ体感が違います。

スクワット動作は、正しく行うとヒザにとても良いですが、間違うと膝に負担をかけることになります。ぜひ、正しく継続してください。

ありがとうございました。

交通事故に合い左の膝が思うように動かず、日々の生活も大変でした…。

横須賀市在住 島田荒美さま 65才 主婦

スポーツクラブに入会する以前からスポーツをしていました。

定年になり、これからというときに毎年のようにケガ、交通事故に 合い左の膝が思うように動かず、日々の生活も大変でした。

こんなときに岡田トレーナーとの出会いがありました。

個別のプログラムを作成していただき、今では50kgのバーベルを 10回5セットもあげられるようになりました。

いまでは定年前からのスポーツができるようにまで回復しています。

コツコツとトレーニングを継続して3年になります。

何事もあきらめずに継続あるのみかな? 岡田トレーナーには本当に感謝しきれない気持ちでいっぱいです。

これからもよろしくお願いします。

当院では、膝だけみるのではなく全身のバランスをみるという考え方で、筋膜や皮膚など整形外科などでは、アプローチしないところに対する施術で成果を出しています。

当院の施術に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。

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