膝の内側に痛みを感じる、違和感を感じるということが時々あります。この記事では、膝の内側痛について解剖学的な考察とセルフケアをご紹介しています。
膝の内側の痛みはなにが起こっているの?
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一言で膝の内側といってもその場所によって状態は異なりますので確認していきましょう。

上のイラストは右膝を正面から見たところです。
膝の内側の症状は、上から内側支帯損傷、半月板損傷、膝蓋大腿関節の関節炎、鵞足炎(がそくえん)
とありますが、難しい漢字がいっぱいで分かりにくいですね。
その中でも、よくあるのが「鵞足炎(がそくえん)」と「半月板損傷」です。
鵞足炎と半月板損傷
鵞足炎は、すねの骨の内側のくぼんだ辺りが痛みます。
半月板損傷はもう少し上のところが痛みます。そこはちょうど関節の隙間のところあたります。
鵞足炎は、大腿部のいくつかの筋肉が腱に移行して、すねの骨に付着している部位である「鵞足(がそく)」とよばれるところで起こっている炎症なのでそういう呼び名がついています。
部位的にみても、膝関節内で痛みが起こっているわけではないので、膝関節の軟骨のすり減りとは、無関係と考えてよいでしょう。
半月板損傷のほうは、半月板が関節内にある関節の適合性を高める組織なので、関節内に破片が遊離し、それが滑膜という関節包の内側に触ることで痛みが出ている場合もあります。
半月板損傷は、半月板ストレステストという整形外科的なテストで内側半月板の障害か外側半月板の障害かを調べることができます。
一般の方には、その膝の内側の痛みが半月板損傷なのかは、判断できないと思いますが、鵞足炎のほうは、比較的、簡単に推測できます。

上のイラストは右膝を内側からみたところです。
イラストのしたのほうに
縫工筋(ほうこうきん)、半腱様筋(はんけいんようきん)、薄筋(はくきん)の三つの筋肉が付着しているところが脛骨(すねのほね)の内側の鵞足(がそく)とよばれる部位になります。

この三つの筋肉が何らかの原因で過剰に緊張してしまうと、その付着部に痛みを感じるようになり、そのまま負荷が取り除かれないと炎症が起こることになります。
ストレッチで痛みを軽減する
比較的軽い症状のときは、これらの筋肉をストレッチすることである程度症状を軽減することができます。

写真のように痛む側の脚を安定したイスにのせて、股をひらくようにストレッチしましょう。膝はのばしたまま行ってください。
30秒~1分を何度か休みながら繰り返すと筋肉の緊張が減ってきて膝の内側の痛みも軽減してきます。
今回は、その痛む部位自体に対してケアする方法をご紹介しましたが、一見関係なさそうな部位にアプローチして改善できることもよくありますのでそのほかの記事も合わせてお読みくださいね。
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ご参考になれば幸いです。
ありがとうございました!!
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