足を伸ばしきると膝が痛いという症状があります。
立った姿勢で力をいれて伸ばしきるという動作なのか、それとも寝た姿勢や足を伸ばした状態で座って力を抜いて、上から手で押して伸ばすのかで若干、痛みの原因が異なります。
力を入れて膝を伸ばしきると痛む場合、膝関節がやや過伸展により半月板のずれで冠状靭帯(イラスト赤色)のなどにストレスがかかることが原因と考えられます。
過伸展とは、通常、膝をピンッと伸ばした角度が0度ぐらいなのですが、それよりも伸びてしまう状態をいいます。
これは、簡単に言えば関節が緩くなっている状態で、立ち姿勢の習慣や水泳など足をフィンのように使うスポーツを行う人に多い膝の状態です。
過去の記事にある若い女性に多い内股O脚傾向のある方も、膝を0度よりも伸ばして立つことが癖となっていることがよくみられます。
そのような癖やスポーツの経歴もなく、ある日突然、痛みを感じたとしたらそれは、身体の機能バランスの崩れによるものです。
「足伸ばしきると膝痛い操法」
対策として、ひとつ自分でできる操法をお伝えします。
ネーミングは、そのままですが(笑)「足伸ばしきると膝痛い操法」としました。
操体法の考え方として、痛みから逃げる方向に身体を動かすというものがあります。
超簡単な理論ですが効果は抜群です。
膝を伸ばしきると痛いのですから、膝を曲げる動作を行えばよいことになります。
もっと詳しく操体法について知りたい方はこちらへ
操法のやり方
仰向けに寝るか、脚を投げ出して座ります。
膝関節が0度でもいいし、もう少し曲げて5度ぐらいでもいいのでやってみて、なんとなく気持ち良さがあるか身体の内側に聴きながら床に向かって踵を押し付けるようにして、力を入れてみましょう。
この操法は、PNF(固有受容性神経筋促通法)のホールドリラックスという緊張している筋肉を緩めるという手技に似ていますが、気持ち良さを聴き分けるという点で次元が異なります。
確かに神経‐筋の反応は起こっています。
具体的にはゴルジ腱器官という腱内に存在するセンサーに筋肉の抑制を促す刺激が入っていますので、膝を曲げる主動筋のハムストリングスの緊張が緩むという反応が起こっています。
しかし、操体法でいうところの「快感覚」、原始感覚の気持ち良さを味わうということは、もっと身体全体の反応が起こっている状態なのです。その反応とは、自然治癒力の発動です。
普段、私たちは頭で身体も問題を解決しようとしていますが、実は身体に直接、聴けばよいのです。考えるのをやめて、身体の内側に意識を向けていると宇宙とのつながりが良くなるようです。
自然治癒力とは、生命といっても良いかもしれません。
まあ、ウソか本当かだまされたと思ってやってみてください。
うまくいかなければ、コメント欄からご質問してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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