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横須賀ひざ痛ケアスタジオ代表 岡田雅昌
横須賀ひざ痛ケアスタジオの岡田雅昌です。
スポーツに限らず、日常の動作でも膝関節の半月板損傷が疑われるケースがあります。
その半月板とは、どのような組織なのでしょうか?
詳しくみていくことにしましょう。
右膝を上から見た図
外側半月板はO型に近い形をしていて、線維軟骨で形成されています。
関節の適合性がよくなることで、圧縮応力が分散し、関節の内圧が均等になりますので緩衝作用が高くなります。
内と外の半月の動きの違いは、周囲の組織との連結具合によって生じています。
内側半月板のほうが、内側側副靭帯や半膜様筋などと連結しているために可動性が少なくなっています。
膝を伸ばすと半月板は前方へ
膝を曲げると半月板は後方へ
この運動は、半月板に付着している半月膝蓋靭帯が膝蓋骨が上に動くことと大腿骨顆が直接、前方に押すことにより起こっています。
膝関節を屈曲(膝を曲げる)と半月板は後方に移動します。
膝を曲げるときには、内側側副靭帯、膝窩筋腱、半膜様筋が後方に引くために半月板が
後方に移動します。
このように正常では膝の曲げ伸ばしに伴って半月板は動きます。
ですから、何らかの原因で本来の動きができなくなっている場合、膝関節の可動域制限や痛みの要因となっていることがあります。
膝関節は曲げ伸ばしの他に「回旋」というねじる動きもできることを「膝の靭帯」で述べましたが、このねじる動きに伴う半月板の動きはどうなると思いますか?
脛骨を外旋したときは、外側半月板が前方、内側半月板が後方にズレます。
脛骨が内旋したときは、外側半月板が前方、内側半月板が後方にずれます。
しかし、それよりも内奥には、血管は分布していないので、半月板の深部の損傷は自然治癒しにくいといわれています。
最後に半月板に関連する軽度の膝の痛みについてですが、膝関節の関節裂隙(かんせつれつげき)のところに軽度の痛みを感じることがあります。
裂隙とは、大腿骨と脛骨の関節の合わせ目の溝のところのことです。
押さえると痛かったりしますが、>部位は内側のときも外側のときもあります。
ここに出る痛みは、半月板のズレによることも良くあります。
半月板がずれた状態で、正常な動きをしなくなり曲げ伸ばしにともない、周囲の冠状靭帯などを刺激していることが原因と考えられます。
この場合、半月板が出っ張っているのを、指でニューッと押し込むと疼痛が消失する場合があります。もし、なったらお試しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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