足根骨の歪みを調整するだけで膝や股関節の可動性が軽くなることはよくあることです。
今回の記事では、セルフまたは、ペアで行う膝の痛みのための足根骨のモビライゼーションをご紹介します。
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足根骨とは?
足首の根元の部分を構成している骨を足根骨とよびます。
それは踵骨・距骨・舟状骨・楔状骨3個・立方骨の7つの骨です。
これらは、地面からの衝撃吸収や力強く地面を蹴るときに機能的に働く部位です。
これらの骨の配列が微妙にズレていると膝関節や股関節の動きが悪くなります。これは足根骨の崩れに対する周囲の筋肉の防御性の緊張が関係していると推測されます。
足根骨の歪みにより膝関節や股関節にかかわる筋肉群が緊張するようなのです。
実際に、膝の痛みや股関節の可動性などを評価した後に、足根骨のモビライゼーション(関節運動をうながす手技)を行い、再評価すると膝の痛みの軽減や股関節の可動性が良くなることはとても頻繁に起こります。
足根骨の調整法
足根骨の調整は、それぞれの骨同士、関節を形成していますので、それらの動きを快復するように行います。
例えば、距骨と舟状骨の間の関節を動かすのであれば、距骨を固定し、舟状骨を動かすといったことをすべての関節で行います。
もちろん、一般の方には骨の触察の経験はないと思いますので正確に行うことは難しいでしょう。そのため、過去の記事ではテニスボールで足裏を満遍なくほぐすセルフケアをご紹介しています。
しかし、最初は「なんちゃって」でもいいので、自分の足の骨を動かすことを毎日やってみて頂くと次第にコツがつかめてきて、その辺の整体師よりも上手く調整ができるようになるでしょう。
足の解剖学的イメージを持ちながら、骨を一つ一つ触察して、つかみ、動かしてみてください。何となくでいいのです。誰でもできるようになります。専門知識がないから無理なのではなく、要はやった数なのです。
膝の痛みがひどい場合は、恐らく自分の足を持つこともできないと思いますので、どなたかパートナーにお願いする必要があります。
足根骨のモビのコツ
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解剖学的な骨の位置をイメージする。
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皮膚のズレをコントロールして、しっかり骨にコンタクトする。
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結果に執着しないで「ただ行う」
解剖学は、足の骨のイラストと見比べながら、自分が今、どこを触っているのかを確認しながら行うと自然に感覚として身についてきます。
皮膚のズレをコントロールするには、予め皮膚の遊びを上手にとってから骨を動かすようにします。文章では伝えるのが難しいのですが、実際にやるとそんなに難しくありません。
結果に執着しすぎるととうまくいかないのは、人生のあらゆる面のことを同じです。今というこの瞬間に集中して行うと結果は自ずとでます。
ぜひ、お試しください、
最後までお読みいただきありがとうございました。
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