美容の面でも気になるO脚はどのように歪んでいるのか?膝の痛みとの関係は?

O脚の悩みは多いものです。美容面だけでなく膝の痛みにも関連します。
O脚の方にはピッタリしたジーンズや短いスカートをはいたときに両膝の隙間が気になったりする美容系の悩みがあります。
また、マラソン、ダンスなどスポーツをされている人では地面からの衝撃のかかり方が偏るために長時間の運動で膝に痛みが出てきやすい機能障害系の悩みなど様々です。
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O脚とは?
踵とつま先をピッタリくっつけて立ったときに、ふくらはぎ、膝、太ももの内側が離れている状態をO脚と呼んでいます。
しかし、これらの部位がすべてついているのが正常かというとそうとも言い切れないので、少しぐらい離れていても安心してください。
ただし膝の間に指が3本入るとしたら、すこし湾曲が強いので地面からの衝撃により、将来さらに広がる可能性があるので、早期に改善していくことをおすすめします。
O脚をつくる悪い習慣
内股で歩く癖があると、大腿外側に体重がのりやすくなります。いわゆる小指荷重に偏っている状態です。
特に女性に多く見られますが、男性でもたまに見かけます。
膝をピンと伸ばして立つ癖もO脚の原因の一つです。足首が硬い人がそのような立ち方になることが多いようです。
女性の座り方で「トンビ座り」というものがあります。これは、正座で足の上に座らずにモモを内側にねじることでペチャンコに座る座り方です。
この座り方は思いっきり膝をO脚にするO脚作成のための座り方です(笑)
O脚はどのように歪んでいるのか?
O脚には大きく分けて二種類の歪み方があります。それは内股O脚と外股(ガニ股)O脚です。
内股O脚は若い女性に多いタイプで脚全体が内側にねじれている状態です。
このO脚のタイプでは骨盤は前に傾いていわゆる反り腰になり、足は、足のアーチがつぶれて偏平足気味になっている傾向があります。
脚が内側にねじれているのですねの外側の腓骨が出っ張ってみえます。美容面では、この辺りを気にされている人が多いようです。
このタイプのO脚は内股になっている股関節を外旋して膝を正面に向けると膝のすき間が狭くなります。
内股O脚の場合、骨の変形も多少はありますが、主に姿勢の習慣や筋肉の偏った使い方、関節の柔軟性の問題で起こっているO脚なので治りやすいタイプのO脚といえます。
次に外股(ガニ股)O脚ですが、こちらはスポーツ愛好家の男性に多い傾向があります。
特にサッカーなど横方向への動きを頻繁に行い、且つ足でボールを蹴るスポーツの人に多いO脚です。
膝のお皿は正面か外に向いていて内股O脚のように脚全体がねじれてO脚になっているというより大腿部の外側に体重がのる習慣によりO脚になっているケースがほとんどです。
この場合、内転筋群とのバランスが取れているときは膝も安定していますが、何らかの要因で内転筋群が弱化すると外側にある腸脛靭帯に寄りかかるような体重支持によりO脚変形が進んでいきます。
O脚の簡易的な改善方法
内股O脚は股関節の外旋可動域を改善するようにストレッチすることと膝を正面に向けた歩き方に変えることで姿勢の習慣と筋肉の使い方が変化してすこし改善されます。
左右開脚ストレッチ
つま先を天井に向けて、骨盤を立てるようにしましょう。
この姿勢で股関節が外旋されることになります。
外股O脚は、腸脛靭帯のリリースにより内転筋群の機能低下が回復すればバランスをとりもどしO脚もすこし改善されるでしょう。
テニスボールを使った腸脛靭帯のリリース動画
これらはO脚矯正の簡易的なエクササイズで、本格的には足の歪みや骨盤のゆがみなどにもアプローチしなければなりません。
すべて述べると長くなってしまうので、今回の記事はここまでにします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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