「膝の痛みを治すには膝から意識を外すこと」膝痛の圧痛操法

膝の痛みという結果に執着するのではなく、全体の調和を図るということが大切です。
肩こりと膝の痛みの関係については、以前の記事で何度か取り上げました。姿勢からくる筋肉の偏った活動による痛みや、筋膜連鎖の関係などから症状が出ていることがあるということを解説したと思います。
今回は、肩こり・腕のしびれ・寝違い解消に直接的な反応を示す三つのポイントがなぜ、膝の痛みにも影響するかについて解説していきたいと思いますが、実は私自身、経験的に効果があるということを知っているだけで、そのメカニズムは良くわかりません。
分からなくても身体が治り方を知っているということで、結果オーライで良しとしましょう。
肩こり・腕のしびれ・寝違い解消の三つのポイント
1.二の腕
2.手の母指球
3.合谷
これらのポイントをイタ気持ちいいぐらいの圧で押さえます。この操法は「圧痛操法」と呼ばれるもので、ツボ押しの気持ち良さを身体の内側で味わうようにすることで、いろいろな症状に変化がでます。
この三つのポイントですが、元々は肩こり・腕のしびれ・寝違いの整体で用いることが多く、特定の症状のためのツボみたいな認識でしたが、ある時、どうやら膝の痛みも変化していることに気が付きました。
筋膜の連鎖なども関連するかもしれませんが、それだけでは説明がつかないような次元の不思議な効果があります。
それというのは、例えば三つのポイントの3番目の合谷をいい感じに押さえると、クライアントさまがおっしゃるには、膝を誰かに触れられているような感覚がでていた、足の親指に何か押されているような感覚があるなど感想を頂きます。
これは、おそらく圧痛操法で原始感覚の「快」を感じている状態に入るとエネルギーの流れに変化が起きて、必要なところに必要な反応が起こっているのかもしれません。
このポイントでうまく膝の痛みが軽減した場合は、クライアント様にやり方を伝えてみているのですが、どうも自分でやってもイマイチ効かないみたいです。(笑)
やはり誰かにやってもらうと身体を味わうことに集中できるというところがいいみたいです。
自分でやるとやり方を頭で思い出しながらやることになるので、内側からにじみでるような気持ち良さに気がつかず、押さえる角度や場所を外してしまうのでしょう。
内側からでる気持ち良さは治癒力、または生命そのものと言えるかもしれません。それに気がつくには頭で考えすぎないことが大切です。
私などは、普段ボーっとしているほうなので、このような施術がとても性にに合っています(笑)
この三つポイントをどのくらい押さえればよいかというと、気持ちよさが薄くなって来たとき、思い出したような深呼吸がでたとき、もういいやと感じたときにやめればよいです。後はしばらくゆったり余韻を味わいましょう。
全体の調和がとれると、気になる膝も治りやすくなってきます。
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