痛くても歩いた方が膝の痛みが改善することも。
膝の痛みが軽度な場合は、じっとしているより歩くことをおすすめします。
なぜなら人間は動くことで身体の健康を保つことができるようにできているからです。
全身をめぐり下半身の末端にまでいった血液は、ふくらはぎの筋肉のポンプ作用で送り返されて心臓にもどってきます。
このポンプ作用を促す、ふくらはぎの筋肉のリズミカルな運動は日常動作の歩くということによって行われます。
歩行(ウォーキング)は肥満防止の効果もありますし、とても手軽にできる優れた運動です。
しかし、膝の痛みや腰の痛みがあるときに、その体をかばって無理に歩くと他の部位を痛めてしまうことがあります。
そのため、まずセルフケア体操で全身のバランスを整えることを行うことが大切です。
歩く前に全身のバランスをセルフケアしましょう!!
簡単なところで足裏ほぐしと外モモほぐしあたりを軽く行っておくとある程度、ゆがみが取れて脚が軽くなります。
また、運動前に軽くストレッチを行っておくこともおすすめします。
一つ一つの時間は短めで、軽く動きを伴うストレッチが準備体操としては適しています。
まず、いわゆる屈伸運動を軽く行いましょう。
膝の曲げ伸ばしは無理のない痛みのない範囲で行います。
すこし弾みをつけたほうが準備運動としては、効果的です。
整理運動のときは、じっくり静的にストレッチすることが有効ですが、これからウォーキングするので動きを伴う
ストレッチの方が筋肉がよく動くようになります。
こんなポーズの体操もよいです。いつも縮んでいる内ももがのびて気持ちが良いですし、これから使う筋肉が温まります。
もちろん、膝に痛みがあるときは、深くやらなくて良いです。
アキレス腱伸ばしです。
すこしづつ軽く弾みをつけていくとよいです。
もし、硬くなっていたら、しばらくじっと伸ばしてみてもよいですが、仕上げは、必ず軽く動きをつけていきましょう。
それによりこれから運動するという準備が整います。
実際には、これら準備運動はやらずに、ゆっくり小さな歩幅でのウォーキングからはじめて、身体が温まって来たら、大股で速度をはやくしていくという方法でもよいでしょう。
いきなり強い運動をせずに、すこしづつ運動強度をあげるというルールに沿って行えば問題はありません。
ウォーキングは一回60分間ぐらいを目安に行ってみてください。
もちろん最初は15分~30分でもOKですよ。
とにかく継続することが大切です。
慣れたら、ウォーキングコースの途中に階段や坂を設定してすこし息があがる程度の強度にすると心肺機能向上効果がより高くなります。
歩くことで膝まわりの筋肉が適度に活性化しますので、軽度の膝の痛みがあるときはじっと安静にしているより動いた方が楽になります。
ご参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
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