膝が痛いときに一人でできる三軸操体法 神奈川県・膝痛専門整体院 横須賀ひざ痛ケアスタジオ

蓮 オスグット病

膝痛のときにとりあえずやっておきたい操体法

膝の痛みは膝だけでなく、全身の歪みから起こっています。全身の歪みを調和させることで、歪みから来る痛みや違和感が軽減し、さらに自然治癒力が高まりますので、治りが早くなります。

それでは、現在の膝の痛みの状況を動診で検査していきましょう!!

あぐらの検査

イスやベッドサイドに腰かけて、片足ずつあぐらをかいてみて、膝の上がり具合や膝、腰、股関節の付け根、足首などの違和感や痛みの有無を確認します。
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膝が痛くて、あぐらができない場合は足を持ち上げて、膝を抱える動作で膝がどのくらいまで曲がるか?などを確認してください。

座位での足上げ検査

膝を曲げることも痛くて無理そうであれば、椅子やベッドサイドに腰掛けた状態で、片脚ずつ軽く持ち上げて足の重さの左右差を比べてみましょう。
膝が痛いほうの脚が重く感じることもあれば、左右どちらも重く感じることもあります。とにかく現状を把握することで、操体法を行った後にうまくいったかどうかの目安にしますので、ゆっくり丁寧に観察してみてください。
それでは、操体法をやってみましょう。
奇跡的に痛みが急に消えることもありますが、ほとんどの場合膝の曲がり具合が深くなったり、あぐらの膝が下がったり動きが楽になる程度の小さな変化が起こります。

三軸操体のやり方

イスやベッドサイドに座った姿勢で、特定のパターンに沿って、体幹を前後に倒したり、左右に倒したり、ひねったりすることで骨盤を矯正することができます。
大元のアイデアは池上六朗先生の三軸修正法で、仙台操体医学院の今先生が操体法的な「快」感覚の要素を加えて、アレンジしたものが、三軸操体となります。

まず、一軸目を前・後屈から始めるか、左右側屈から始めるか、それともねじりから入るか決めます。どれがいいかは、はっきりいって好みオッケーです。
ここでは前屈と後屈を一軸目にしたパターンをご紹介いたします。
*前屈(体を丸める動作)後屈(体を反らす動作)
三軸操体1

一軸目の楽+二軸目の楽=三軸目で快

前屈と後屈をそれぞれしてみて、腰などに痛みや違和感などの嫌な感じがする場合その逆の動きを選びます。
たとえば、後屈して腰が痛ければ、前屈してカラダを丸める動きは楽に感じるかもしれないので、楽に感じる前屈を一軸目に選択します。
一軸目の前屈姿勢のまま、次に左右の側屈を比べます。右肩をさげたほうが気持ちいい感じがあるのか?左肩を下げたほうが気持ちいい感じがあるのか?を体に聴き分けます。(二軸目をねじりにしても同様)
ここで、右肩を下げたほうが気持ちいい感じがあれば、右側屈を一軸目の前屈姿勢に合成します。
三軸目は、表に答えが出ています。この例では、一軸目が前屈、二軸目が右側屈なので、三軸目は左ひねりの動作になります。
三軸目まで合成したポーズに操体法でいうところの原始感覚の「快」があるか味わってみるとさらに良いのですが、自然法則を用いた方法なので、快の気持ちよさが分からなくても変化は起こります。
操法をやってみたら、先ほど検査したあぐら姿勢や膝曲げ、足上げ検査を再度行ってみて変化したかを検証してみましょう。
もし、うまくいっていないようでしたら、動きをもっとゆっくり丁寧にしてみたり、小さく動いてみたり工夫するとコツがつかめると思いますよ〜。
側屈スタートとねじりスタートのパターンは、以下に表を掲載しておきますので、見ながらやってみてください。
三軸操体2
三軸操体3
最後までご覧頂きありがとうございました。
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文章だけでは、分かりにくいと思いますので、ご質問などございましたらお気軽にどうぞ!!


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